そのほかにも、「BH-03」は熱電素子と圧電素子によってタイヤが発電を行うという技術を盛り込んだもので、実用化されれば、来たるべき電動化へ向けて大きな意義を持つことになります。
また、「モーフィングタイヤ」はタイヤの空気室、つまりチューブ部分が3分割されたトリプル・チューブを採用。モニタリングされた路面状態に合わせてさまざまな形状にタイヤが変形するという仕組みです。
「タイヤは円形で真ん中に穴が空いているもの」という前提を破る発想をするGOOD YEARブースのコンセプトタイヤたちを、東京モーターショー2017でぜひ見てみることをお勧めします。
(諸星 陽一)