まさにファントム・クロスオーバー!ロールスロイスの新型SUV「カリナン」は室内も凄かった

ロールスロイス初のクロスオーバーSUV『カリナン』の室内を、カメラが始めて撮影に成功しました。そこにはロールスロイスのフラッグシップサルーン、新型『ファントム』と酷似した最新世代コックピットを見ることができました。

ステアリング・ホイールこそ親会社であるBMWのものが仮に装着されていますが、後は生産型パーツと思っていいでしょう。LEDバックライト付き12.3インチTFTカラーディスプレイ、センターコンソールにはコマンドダイヤルが確認できます。そのほか、高解像度ヘッドアップディスプレイ、WiFiホットスポットなどを装備し、運転支援システムではアクティブクルーズコントロールや歩行者警告、車線変更警告などが「ファントム」新型から継承されます。

またテクノロジーだけでなく、フロントエンドやロールスロイスの象徴である観音開き式「コーチドア」、マジック・カーペット・サスペンションなどの伝統も引き継がれ、まさにファントムクロスオーバーといえそうです。

パワートレインは6.6リットルV型12気筒エンジンを搭載し、最高出力は600ps以上が期待できるでしょう。予想発売価格は7千万円以上で、2018年3月のジュネーブモーターショーでの世界初公開が予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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