新型911ターボカブリオレ、ルーフオープン姿をキャッチ!

■ちょっと控えめな「911ターボカブリオレ」は旧世代の533hpから600hpへ大幅パワーアップ

ポルシェは、3月に911トップレンジとなる「911ターボS」および「911ターボSカブリオレ」を発表しましたが、その下に位置するちょっと控えめな「911ターボカブリオレ」の市販型プロトタイプをカメラが捉えました。

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ポルシェ 911ターボカブリオレ 市販型プロトタイプ

南ヨーロッパで捉えたプロトタイプは迷彩がほとんど見られず、ほぼフルヌード状態、赤いファブリックルーフを全開にして走行しています。

「ターボS」が装備するセンターロックホイールの代わりに、標準の5ラグホイールが見てとれるほか、控えめのフロントスカートやリアスカートも確認できます。

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ポルシェ 911ターボカブリオレ 市販型プロトタイプ

すでに公開されているターボS/ターボSカブリオレのパワートレインは、3.8リットル水平対向6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力650ps・最大トルク800Nmを発揮、8速PDKと4WDシステムが組み合わされます。0-100km/h加速はクーペが2.6秒、カブリオレが2.7秒、最高速度は330km/のパフォーマンスを誇ります。

対して「非」Sターボモデルでは、調整された同エンジンにより最高出力600psを発揮、旧世代の最高出力533hp・最大トルク660Nmから大幅に増加しています。

911ターボ クーペ/カブリオレのワールドプレミアは今年後半が有力と言えそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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