【東京モーターショー2017】アウディは、幅広いラインナップで電動化・自動運転と操る楽しさの両立を提案

10月25日(水)、報道関係者向けの「プレスデイ」で始まった第45回東京モーターショー。既報の様に、アウディは日本で初お披露目となるコンセプトカーを含む9台のクルマを出展しています。

今月2日に新型の販売が開始されたばかりの「アウディQ5」も、高性能バージョンの「SQ5」が入場者の目を惹いています。8年ぶりの新型発売ですから、ファンにとっては待ちに待ったモデルチェンジでしょう。

同車に搭載される3リッターV6エンジンは、15kW(21PS)の出力アップと8.6%の燃費向上を両立しているそうです。そのほか、8速オートマチックトランスミッション、減衰力調整が可能なダンピングコントロール機能付きサスペンション、状況に合わせて配光調整を行うマトリクスLEDヘッドライトなどの先進機能が備えられています。

より進化した自動運転機能を搭載するコンセプトカー「Audi Elaine Concept(アウディ エレーヌ コンセプト)」は、容量95kWhのリチウムイオン電池によって一度の充電で最大500kmの走行を可能にしているそうです。

その他にも様々な最新技術が採用されており、電子ドアミラーもその一つです。デジタル技術を利用したミラーレスのサイドミラーは、車速に応じた表示範囲の調整や、周囲の明るさに応じたコントラストの変更など多様な使い方が可能と言われており、視認性や安全性の向上につながると考えられます。

市販モデルとしては世界初の自動運転「レベル3」機能と48Vのマイルドハイブリッドシステムを搭載した第4世代のフラッグシップセダン「Audi A8」に加え、次世代のプレミアムSUV「Audi Q8」のコンセプトカーや「Audi RS5 Coupe」、「Audi R8 Spyder V10」などのハイパフォーマンスモデルも展示され、アウディの幅広い製品ラインナップが見られました。

 

(Toru ISHIKAWA)