【東京モーターショー2017】三菱ふそうから航続距離350kmのEVトラック「Vision ONE」登場

東京モーターショー2017のプレスカンファレンスにおいて、電気商用車ブランドの「E-FUSO」を新しく設定し、今後数年以内に全車種のトラックとバスに電動化モデルを開発することが発表されました。

そして目玉となるダイムラー傘下の三菱ふそう(MFTBC)からがEVコンセプトモデルの「Vision ONE」が発表されました。

都市部でのトラックの可能性を示すというEVコンセプトモデルの「Vision ONE」は、EV駆動によるゼロエミッション、騒音ゼロを可能とし、次世代の運転環境、商用車としての経済性を追求するとしています。2030年、世界中に都市化が広がり、モノ・人の輸送はますます必要とされると同社では予想していて、環境を考えるとEVシフトは不可欠という考えのもと、出展されたEVトラックになります。

当面は、シティユースの短距離中心で、長距離は難しいという現実を示しながらもトラックもEVシフトが可能としています。「Vision ONE」は、航続可能距離350km、最高速度80km、最高出力408psで、車両総重量は23tと発表されています。

(塚田勝弘)

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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