【東京モーターショー2017】自動運転では運転席が逆向きに! 新世代EVのワーゲンバス、VWタイプ2「I.D. BUZZ」が日本初上陸

今年のデトロイトショーやジュネーヴショーで展示されたI.D. BUZZは、いまだにファンが多いフォルクスワーゲン・タイプ2をモチーフとしたエクステリアを採用。

パワーユニットは前後2つのモーターを搭載したEVで、システムパワーは374ps(275kW)、最大600kmの航続を可能とした未来的なクルマに仕立てられています。

また室内はコンパクトなパワーユニットを搭載したことで最大8人まで乗れる広い室内空間を実現しました。しかも、自動運転状態の際は、ドライバーズシートを180度回転させて、リヤに座る乗員と向き合うことができる設計となっています。

また運転席には主要な機能をステアリングから操作できる、タッチセンシティブステアリングホイールなどを装備。

車外に持ち出し可能な、タブレットディスプレイが配置されたセンターコンソールなども新鮮です。

シュタックマン氏はカンファレンスでこのI.D. BUZZをできるかぎりリーズナブルな価格で販売すると強調。今回のショー展示車のなかでフォルクスワーゲンファンはもちろん、多くのクルマ好きが注目する1台になるのは間違いないでしょう。

(テヅカ・ツヨシ)