【東京モーターショー2017】アウディから4ドアクーペのコンセプトEV「Audi Elaine concept」が登場

ドライバーは、センターディスプレイの下やセンターコンソールの上、 そして前後のドアトリムに設けられたタッチスクリーンを介し情報にアクセスしたり、操作したりできます。

4座の独立シートを備えたキャビンは、水平基調のダッシュボードのデザインと宙に浮いているように見えるセンターコンソールによって、広々とした印象を強調。

技術面では、ボディの前後に設置されたデジタル制御式マトリクスLEDユニットにより多彩な光の演出が行われます。さらに、細分化されたデジタルマトリクスプロジェクターは、 前方の道路に向けて文字通りマークを表示することで、 歩行者などと直接的なコミュニケーションを取ることが可能になるそう。

「Audi Elaine concept」の駆動システムは、 将来アウディが量産EVに採用が予定されているものと同じ構成。フロントアクスルに1つ、リヤアクスルに2つのモーターを設置し、4輪全てを駆動することでアウディらしいquattroモデルの1台に仕立てられています。

バッテリー容量は95kWhで、航続可能距離は500km。出力は3つのモーターにより320kW(ブーストモードでは370kWを発揮)に達し、0-100km/h加速を4.5秒でクリア。充電方法は2通りあり、150kWでの高速充電に対応するほか、 アウディワイヤレスチャージング(AWC)システムを利用し、ワイヤレス(非接触)で充電することが可能だそうです。

(塚田勝弘)

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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