純正・市販ナビの市場は新車や中古車の販売動向に左右され、ここ数年は横ばいが続いています。2017年秋モデルとして、10月から順次発売されているカロッツェリア「楽ナビ」は、市販ナビに求められている性能がさらに引き上げられています。
同社が誇る高い自車位置精度を実現するとともに、より早く正確に目的地へ到着できるルート探索・誘導や、独自のプローブ情報を活用した渋滞予測などの高性能なナビ機能を搭載。
「VICS WIDE」や「スマートループ渋滞情報」を活用することで、より高精度な渋滞回避ルートも検索可能です。また、最適な音場設定や細かな音質設定を行えるDSPなど、幅広いAVソースを高音質で楽しめる充実したAV機能が用意されています。
ユーザーのニーズに応じて探索のしやすさも向上。目的地を追加設定できる「目的地追加機能」が新たに搭載され、ルートを引き直すことなく最初に設定した目的地を立寄地に変更して新しい目的地を設定できます。
そのほか、現在求められているドライブレコーダーに代表される拡張性の高さも備えられています。スマホ連携などでは、Bluetoothオーディオの高音質コーデックAACに対応。さらに、多彩な連携アプリで探した行先をワンタッチでカーナビに転送し、目的地に設定できるアプリケーション「NaviCon」にも対応しています。
価格はオープンプライスで、想定実勢価格は、8型ワイドの「AVIC-RL901」が116,000円前後、7V型ワイドで200mmコンソール用の「AVIC-RW901」、180mmコンソール用の「AVIC-RZ901」が85,000円前後。7V型ワイドの「AVIC-RZ701」が82,000円。7V型ワイドで200mm用の「AVIC-RW501」、180mm用の「AVIC-RZ501」が70,000円。7V型ワイド200mm用の「AVIC-RW301」、180mm用「AVIC-RZ301」が55,000円です。
(塚田勝弘)