ライバルはロールスロイス・ベンテイガ!Sクラスのテクノロジーを移植したベンツの旗艦SUV「GLS」

メルセデスが「ファーストクラスSUV」と呼ぶ旗艦クロスオーバーSUV『GLS』次期型プロトタイプを、ドイツ・ヴェルテンベルク州の市街地でキャッチしました。

次期型では、最新世代の「MHA」プラットフォームを採用し、ボディを大型化しつつ大幅な軽量化が図られるといいます。3列7人乗りの豪華SUVは、BMW『X7』はもちろん、さらに上のクラスであるベントレー『ベンテイガ』に照準を定めているようです。

パワートレインは、9速デュアルクラッチトランスミッションと組み合わされる新開発の直列6気筒をメインに、直列4気筒、V型8気筒エンジンや、3リットルのガソリンエンジンと48Vの電気モーターシステムを組み合わせた最高出力400psのマイルドハイブリッドが噂されています。

またハイエンドモデルには最高出力600ps以上を発揮する、4リットルV型8気筒エンジンの「AMG GLS63」がラインナップされると思われます。

自動運転技術では、「Eクラス」及び「Sクラス」のテクノロジーを移植します。車間距離を維持する「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック」、車両周り、ガードレールなどを検知しステアリングへ伝える「アクティブステアリングアシスト」などが採用されると予想されます。

ワールドプレミアは2019年が有力です。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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