【新車】新型レクサスLS発表。世界初の安全装備などを搭載して価格は980万円~1680万円

5代目新型レクサスLSが10月19日に発売されました。「トヨタ」ブランドでは、クラウン、そしてセンチュリーと看板サルーンの次期モデル(コンセプトカー)を東京モーターショーへの出展が発表されており、さらにLSというレクサスの最上級サルーンが発表されたことになります。

エンジンは、レクサス初のV型6気筒3.5Lツインターボエンジンを搭載し、圧倒的な静粛性とフラットなトルク特性を活かした加速フィーリングを両立したとしています。

また、理想的なボア×ストローク比としたほか、吸気効率向上や燃焼室内の気流強化により高速燃焼を実現したそうです。さらに、高効率ツインターボチャージャーとの組み合わせもあって、世界トップレベルの熱効率、そして高い出力と燃費性能を達成。組み合わされるトランスミッションは「Direct-Shift 10AT」。

ハイブリッドは、LC500hで新開発された「マルチステージハイブリッドシステム」を搭載。レクサスのハイブリッドシステムに有段ギヤを組み合わせた独自の機構で、高回転化したV6 3.5Lエンジンと走行用モーター両方の出力を制御。低速から力強い駆動力を生み出し、パワフルな走りが得られるそう。

なお、同日、神戸製鋼製の強度偽装問題についてトヨタは、同社からトヨタに直接納入された分のアルミ板の車両への「影響はなし」、仕入れ先経由のアルミ板も「影響なし」としています。ほかの銅管、鋼線など、クラッド材、アルミ押出、銅製品、鉄粉、ターゲット材などについては確認中とのこと。

というのも、新型LSにも当然、アルミ材などの軽量化に貢献する部材が使われているからで、同モデルは「GA-Lプラットフォーム」のもと、アルミ部材を積極的に採用しながら、エンジンなどの重量物を車両中心近くに配置。

軽量化やセダンとして理想的な重心高、前後重量配分にするため、アルミ部材の採用が欠かせないとしています。また、ボディはねじり剛性向上などの高剛性化により、優れた操舵応答性、操縦安定性を実現しているそう。

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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