■サーキットサイクル
今回新たに登場した、モニターを見ながら音楽に合わせてインドアバイクを漕ぐ「サーキットサイクル」。
ウォーミングアップでは手のポジションを変えたり、立ち漕ぎをしたりと本番で行う様々な体制を練習したのですが、ただ漕ぐだけでなく、音楽に合わせてリズムにのって漕ぐからとっても楽しい! もう、この時点ですでに汗だくです。
いよいよ本番! 目の前にある大きなスクリーンにはWECや、国内レースのハイライトシーンを取り入れたオリジナル映像が映し出され、まるでサーキットを走行しているような気分になりテンションも上がります。そしてギアを回して負荷をかけ、全速力で15秒ダッシュ! 漕いでいる最中は苦しいですが、終わった後の爽快感は最高でした。ちなみに有酸素運動のサーキットサイクルは、細長く、しなやかな身体作りに効果的なのだそうです。
トレーニング終了後、一人さらりとした表情の石浦選手(レーシングスーツの中は汗だくと言っていましたが…笑)。インストラクターの平野由香里さんも「軸が全くブレていなかった。さすがです!」と感心していましたよ。
■ワクドキドライビング体験
汗びっしょりになったところで、スタジオから外に移動し特設コースにやってきました。ここではプロドライバー指導の下、アクセルを踏み込み、そこから急ブレーキをかける「フルブレーキ」や、等間隔に置かれた障害物を縫うように走行する「スラローム」を体験します。
プログラムの説明を受け、いざコースへ! 一周目は助手席に乗り、インストラクターの方にお手本を見せてもらえるので安心です。
スラロームは「コーンとクルマが平行になるように早めにハンドルをきる」ことがポイントだそうで、アドバイスを実践しながら運転してみるとスムーズにこなすことができました! クルマと一体になったような気分です。
フルブレーキではコーンとコーンの間でアクセルを踏んで加速し、指定位置で停止できるように力いっぱいブレーキを踏み込みABS(アンチロック・ブレーキ・システム)を作動させます。
スタートの合図でクルマを発進させ、ここだ!と思う所でフルブレーキ! ブレーキを踏む足にガタガタと振動が伝わり、ABSを作動させることができました。しかし、停車したのは目標位置より手前。想像していた制動距離と実際の停止距離とのギャップには驚きました。
普段乗っているだけでは分からないクルマの挙動や性能を知ることで、防げる事故もたくさんあるのだそう。このプログラムは今回のイベントだけでなく、お台場MEGA WEBトヨタシティショウケース、ライドワンで毎週日曜日に開催しています。免許をお持ちの方にはぜひ一度体験してもらいたいプログラムです。
■電動カート
イベント当日はあいにくの雨。残念ながら電動カート体験は中止となってしまったのですが、石浦選手からサプライズプレゼントがありました。
なんと、石浦選手とコース内をドライブデート(同乗体験)できるというのです!
ドライブといっても、とばしまくる石浦選手。同乗体験を終えた参加者の方に話を聞いてみると「スリル満点でびっくりしました。コース幅が狭いので、とても速く感じました」と興奮気味!
ちなみにお二人ともモータースポーツを見たことがないそうなのですが、「都内だとなかなか運転する機会がないので、クルマのことをもっと知りたいと思って応募しました」とのことでした。このイベントを機に、モータースポーツにも興味を持ってくれたら嬉しいな、なんて思ったり。
今後は「TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジ」の会場や、年に一度の祭典「TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL」で簡易的なフィットネス体験会を行っていく予定とのこと。モータースポーツ好きの人はもちろん、そうでない人も楽しめるプログラムになっているので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
実際に体験しドライバーやクルマについて知ることで、モータースポーツを身近に感じることができますよ!
(yuri)
【関連リンク】
TOYOTA GAZOO Racing WOMAN
http://toyotagazooracing.com/jp/woman/