【東京モーターショー2017】往年の名車のデザイン思想を継承。美しきシューティングクーペ「DN COMPAGNO」

1963年にダイハツから登場したコンパーノは、バンとワゴンの2本立てで、同社の乗用車第1弾でした。イタリアのカロッツェリアであるヴィニャーレによる流麗なスタイリングが特徴で、65年にはスパイダーが発売されています。

コンパクト4ドアクーペの「DN COMPAGNO(ディーエヌ・コンパーノ)」は、1963年に発売されたコンパーノのスタイリッシュなデザイン思想を継承し、伸びやかで美しいシューティングラインを備えたスタイリングが特徴です。

同コンセプトカーは、前席を優先した大人2人がゆったり過ごせるパッケージングが採用され、スポーティかつ質感の高いインテリアも見所。

パワートレーンは1.0Lガソリンターボのほか、1.2Lハイブリッドも搭載可能とのこと。4ドアコンパクトクーペというジャンルは、輸入車がニッチながらも市場を形成しています。日本車にもかつてのカリーナEDや日産プレセアなどがありましたが、現在はほとんどありませんから市販化の可能性は決して高くないでしょう。それでも反響次第では……と期待したくなります。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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