特別ではなく、ありふれた普通。新型「リーフ」が目指したものとは?

ある調査によると、スマートフォンのバッテリー残量が40%を下回ると約50%の人が不安を感じるそうです。

たしかに、いまやスマホは生活必需品です。もしバッテリーが切れたら、友人との連絡をはじめ、目的地に至る経路を調べることもままなりません。しかし、スマホ程度ならモバイルバッテリーで対処できるため、そこまで焦るほどではありません。

では、クルマならどうでしょうか?

 

ここ最近、バッテリーに蓄えた電力で走る電気自動車は次世代エコカーとして注目され、その開発および普及が盛んになっています。しかし、バッテリー残量に対して敏感な暮らしのせいか、電気自動車(EV)に乗っているとメーターに表示される速度よりもバッテリー残量にまず目が行き、「もしここで電池が切れたら……」や「近くの充電施設は……」と常に不安を抱きながら運転しています。

そんなこともあって、「リーフ」をはじめとした電気自動車には、ガソリン車とは違った特別感を常に抱いていました。しかし、新型「リーフ」は電気自動車ならでは不安を払しょくし、それこそ普通のクルマを目指して開発したと言います。