今年のスーパー耐久はマツダが強い! 富士10時間ではデミオディーゼルがクラス優勝。車ごとに異なる「強み」とは?【スーパー耐久2017】

デミオはガソリン車も参戦。モータースポーツベース車両としてマツダが販売している15MBというグレードをベースに仕上げられているのがodula MAZDA DEMIO 15MB。

ST-5クラス年間エントリー13台のうち6台、つまりほぼ半分がマツダ車という状況は、昨年、一昨年では考えられませんでした。

マツダ車が参戦しているのはST-5クラスだけではありません。トヨタ86やホンダ・インテグラなども参戦するST-4クラスにはNCロードスターのTC CORSE iRacing ROADSTERが参戦。

そして無謀とも思える挑戦を続けるマツダ車として今年注目されているのがアクセラディーゼルのDXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D 。エンジンやブレーキのオーバーヒート対策に追われ鈴鹿戦までは満足に走ることが出来なかったアクセラディーゼルですが、その問題点が解消された富士では最下位を脱出。レクサスRCやフェアレディZなどを敵に回し9台中7位で10時間をフィニッシュ。ポイントランキングでも11台中9位というポジションとなっています。

次戦は10月14〜15日、いよいよ岡山での最終戦。今年大活躍のマツダ系チームをマツダのお膝元ともいえる岡山国際サーキットで応援するピットツアーも開催されることになっています。

ロータリーエンジンの終焉以来久々のマツダの大活躍。最終戦は岡山国際サーキットで観戦か、もしくはYoutubeのスーパー耐久チャンネルで観戦しましょう。

(写真・文:松永和浩)

【関連リンク】

MZ Racing MZRacing 2017スーパー耐久第6戦岡山 マツダ車チーム応援観戦会 開催のお知らせ
http://mzracing.jp/news/8896

スーパー耐久Youtubeチャンネル Super Taikyu TV
https://www.youtube.com/channel/UC8sfQKfk_4_JePSHSupvT4w

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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