【シーテックジャパン2017】ホンダが家庭で使える電源システムとスマート水素ステーションを出展

「CEATEC JAPAN(シーテックジャパン)」はかつて家電の見本市でしたが、2016年から「脱家電見本市」を宣言。幅広いモノやサービス、テクノロジーのCPS/IoT総合展を名乗っています。

ホンダは10月3日から6日まで開催される「CEATEC JAPAN 2017」において、「スマート エネルギー ストレージ マネジメント」をテーマに、着脱可能な可搬式バッテリーと充放電機器で構成される「Honda Mobile Power Pack」システムを出展します。

さらに、高圧水素ガスの製造・供給を行う「スマート水素ステーション(SHS)70MPa」コンセプトも披露。自然の力を用いて創り出したエネルギーを貯蔵し、必要なときに取り出して使う、低炭素で効率的なエネルギーの利用・活用を提案すると発表しました。

「Honda Mobile Power Pack」システムは、再生可能エネルギーを利用して発電した電気を蓄え、小型電動モビリティーの動力や家庭での電源として活用する量産モデル。

充電ステーションユニット「Honda Mobile Power Pack Exchanger」は、複数の「Honda Mobile Power Pack」を同時に充電することが可能。交換用モバイルパワーパックの供給が行えるだけでなく、電力需要のピーク時には、ステーション内のモバイルパワーパックから送電網に電力を供給し、電力安定化に貢献するものです。

充放電器の「Honda Mobile Power Pack Charge & Supply」コンセプトは、「Honda Mobile Power Pack」と組み合わせることで非常用電源として、また無電化地域での常時電源として活用できるものとして提案されます。

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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