【フランクフルトモーターショー2017】ミラーレスのデジタルミラーが拡張するコンチネンタルのコクピット

デモでは、スマートコントロールを使っての自動運転中に、車両からドライバーへと責任(役割)が切り替わる際にドライバーを直観的に支援する特殊な入力デバイスを試すことができます。

このデバイスは、 車両が自動運転するかどうか、またはそのまま運転してよいかに関する情報が提供されるとともに、車両の操作にも使用。

そのほか、 必要に応じてディスプレーの表示・非表示を切り替えるモーフィングインターフェースをはじめ、特定の場所に関する情報を表示したり、映画を再生したりするためのモニターとしても使用可能なフロントガラスなども展示されました。

自動車業界では、自動運転技術がキーワードになって久しいですが、現在の手動運転(たとえば、アダプティブクルーズコントロールのスイッチ操作など)であっても課題を感じさせるインターフェイスが多いのが現状です。

より高度化する自動運転時代、自動運転と手動運転を容易に切り替えるインターフェイスの開発などは容易ではなさそうです。

(塚田勝弘)

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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