海外では大手企業やベンチャー企業などが都心部の交通渋滞緩和や災害時の活用などを目的に、「空飛ぶクルマ」の開発に着手しています。
そうしたなか、clicccarでもご紹介したトヨタ自動車などが支援する有志団体「カーティベーター」(CARTIVATOR)では、「2050年までに誰もがいつでも空を飛べる時代を創る」を目標に掲げ、陸空両用で長い滑走路や大型車庫などを必要としない世界最小の空飛ぶクルマ「スカイドライブ」の開発を着々と進めています。
「カーティベーター」はトヨタ自動車の若手有志が中心となって2012年に活動をスタート。現在は製造業やベンチャーに携わる若手技術者を含めた総勢約100人のメンバーで休日などを使って活動しています。今年5月にはトヨタグループ15社が今後3年間で総額4,250万円の支援を決めており、この資金を活用して試作機を完成させるそうです。