マツダ車には「魂動」というデザインテーマがあり、すべてのクルマは「魂動」をベースとしたデザインが行われています。
マツダ車は車種に関係なく一目でマツダ車とわかる特徴的なエクステリアデザインを採用しています。そのもっとも特徴的な部分となるのが「5ポイントグリル」と言われるもので、まさにマツダ車の顔となっています。こうしたデザイン手法は、ヨーロッパ車によく見られるもので、ベンツやBMW、アウディなどのドイツ車や、スウェーデンのボルボも同じように一目でブランドが判明できるデザインとしています。
CX-8を真横から見るとウエストラインから上のガラスエリアが狭く、クーペのようなスタイリングとなっていることがわかります。マツダは多人数乗車が可能なユーティリティモデルを作る際にも走りを大きく意識し、箱形を意識させないことを大事にしました。すでに北米や中国で発売されているCX-8よりも大きなCX-9も同様のシルエットを持っていて、今後のマツダのSUVデザインの方向性を感じ取ることができます。
今回のCX-8の訴求色は「マシーングレープレミアムメタリック」で、もちろん「魂動」のイメージカラーである「ソウルレッドクリスタルメタリック」も用意。全7色が設定されます。
(文:諸星陽一/写真:小林 和久)(文:諸星陽一/写真:小林 和久)
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