スズキの本格軽自動車クロカン『ジムニー』次期型プロトタイプが、現行モデルを従えて公道テストを開始しました。
前後を走る新旧2台を比べると、その進化がよく分かります。フロントビューは、現行モデルではAピラーがルーフに向かいタイトにされていますが、次期型ではほぼ垂直です。ルーフやボンネットもスクエアに進化しています。
リアビューもCピラーが上へ絞られている現行型に対し、新型では垂直に伸び、リアウィンドウもスクエアなデザインになるでしょう。テールライトは横型になり、バンパーへ移動しています。さらに、ボディサイズは全高が伸びているように見えます。
パワートレインは、5速MTまたは6速ATと組み合わされる660cc直列3気筒ターボ+「S-エネチャージ」マイルドハイブリッドを搭載すると予想され、駆動方式はローレンジ付きAWD、またはFRが選択可能になるはずです。
コックピットにはジェスチャーコントロール対応の最新世代タッチ式インフォテインメントシステムが装備される可能性もあり、メーター類はオフローダーを意識したデザインのようです。安全装備では、人まで認識可能なデュアルセンサーブレーキサポートを搭載、スズキの未来を凝縮した1台となると思われます。
ワールドプレミアは2017年10月の東京モーターショーと思われ、発売は2018年春頃が有力です。
(APOLLO)