現在、初代N-BOXの中古車の流通台数は約5200台。同じスーパーハイトワゴンのスズキスペーシアが約3000台、ダイハツタントが約3400台(どちらも現行型のみ)ですから、非常に豊富です。そしてN-BOX の中古車の直近1カ月の平均相場の推移ですが、122万円で全くの横這いとなっています。まだ、フルモデルチェンジによる影響は価格面では出ていません。一方、流通台数ですが、1カ月前の8月上旬は5700台近くありましたが、現在は約5200台なので1カ月の間に500台も減少しています。
続いてグレードを見てみましょう。初代N-BOXの中古車で最も多いグレードがN-BOX G Lパッケージの1230台。続いてN-BOXカスタムG Lパッケージが861台と、この2グレードで中古車の約40%を占めています。そして2014年~2016年にかけて設定された特別仕様車のSS(スズカスペシャル)パッケージが続いています。
初代N-BOXの中古車を登録年式と走行距離による分布を見ていると、なんと「2017年式で走行距離500km以下という未使用車」がなんと約900台も流通しています。年式で見てもモデル初期の2012年式にモデル末期の2017年式が肉薄するという珍しい現象が起きています。
この最も流通台数の多い2017年式、走行距離500km以下の中古車の価格を見てみると、104.8万~188万円となっています。走行距離は少ないものは1km。まるで新車のような物件がズラッと並んでいます。
これらを踏まえて、おすすめしたいグレードを紹介しましょう。初代NBOX/BOXカスタムの中古車でおすすめのグレードは特別仕様車のSSパッケージです。人気グレードのG・Lパッケージ、Gターボパッケージをベースに安全装備がセットになったあんしんパッケージ、パワースライドドア、シートヒーターなどの人気装備が標準装備されているからです。
新型NBOXには安全運転支援装備のホンダセンシングが装着されており、非常に魅力的です。しかし、安全装備を含めて人気装備が充実したSSパッケージの中古車ならば、リーズナブルで購入でき満足度もかなり高いと言えます。
(萩原文博)









