PHEVのVW・パサートGTEが一部改良でカーナビや安全装備を充実化

日本に導入されているフォルクスワーゲンのプラグインハイブリッド(PHEV)には、第1弾のゴルフGTE、第2弾のパサートGTEがあります。

ほかにも、中国向けのフィデオンにもPHEVが設定されています。なお、以前お伝えしたように、先日発表されたコンパクトSUVの「T-Roc」には、PHEVやEVも用意(追加?)されるのではという噂もあります。

そのパサートGTEが、安全装備や車載インフォテイメントを強化する一部改良を受けました。

主な変更点は、新型ゴルフ(ゴルフ7.5)に初めて採用されたジェスチャーコントロール機能付の純正ナビゲーションシステム「Discover Pro」の搭載による機能向上のほか、障害物などを検知して駐車時の安全をサポートする「パークディスタンスコントロール」に前進・後退時衝突被害軽減ブレーキ機能も追加。

そのほか、「i-Size(新安全基準のR129)」という最新基準適合チャイルドシート固定装置(後席左右)も採用されています。なお、「i-Size」は、ISOFIXの使用促進などを促すもので、よりチャイルドシートのミスユースなどを減らすことができます。

パサートGTEの価格は、「Passat GTE」が5,229,000円、「Passat GTE Advance」が5,829,000円、「Passat GTE Variant」が5,429,000円、「Passat GTE Variant Advance」が6,029,000円。なお、改良前よりも3万円アップとなっています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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