【新車】レガシィ・アウトバック/B4が「アイサイト」を進化させるなど安全性を大幅に向上させるマイナーチェンジを実施

2017年9月4日、レガシィ・アウトバック、レガシィB4が大幅改良を受けました。現行型は2014年10月の登場で、今回の変更は安全装備の強化やサスペンションのチューニングなど走りにも及んでいて、大幅改良にふさわしい内容になっています。

まず安全装備では、「アイサイト」を進化させることで、年々認知度が高まっている「安全のSUBARU」としての魅力が高められています。

「アイサイト」の機能として、後退時自動ブレーキシステムが追加され、全車速域追従機能付クルーズコントロール(ACC)の車速域をレヴォーグやWRX S4と同様に、0km/h〜約120km/h(メーター読みでは135km/hが上限か?)に拡大。

さらに「アイサイトセイフティプラス」としてフロント&サイドビューモニターや、ハイビーム照射時に対向車・先行車への眩惑を防ぐ「アダプティブドライビングビーム」が採用されています。また、ステアリング連動ヘッドランプも搭載され、安全性能が大幅に高めてられています。

先述したように走りにも手が加えられています。サスペンションのチューニング変更や電動パワーステアリングの改良により、フラットな乗り心地と安定感のあるリニアなハンドリングを実現しているとのこと。

そのほか、エンジン部品の軽量化やフリクション低減、制御の見直しやリニアト ロニックチェーンの改良によって燃費と静粛性の向上を実現したとしています。

外観もアウトバック、B4それぞれの個性をより際立たせるデザインに一新。前者は上質さや力強さ、存在感を強調するデザインが特徴。後者は上質かつスポーティなデザインが際立っています。また、新色の「ワイルドネスグリーリムゾンレッド・パール」も採用されています。

内装は、センターパネルのデザインが一新され、先進性を高めるとともに、インパネにダブルステッチが施されたほか、小径化された新デザインのステアリングホイールを装着するなどして質感や操作感も向上。また、後席USB電源の追加やオートドアロック機能の採用などにより、利便性も引き上げられています。

価格はレガシィ・アウトバックが3,294,000円、アウトバック・リミテッドが3,564,000円。レガシィB4が3,024,000円、B4リミテッドが3,240,000円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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