新型カムリで追い込みなるか? トヨタが1〜7月の生産・販売状況を発表

トヨタ自動車が8月30日、2017年 1~7月の累計生産/販売台数を発表しました。

それによると、国内生産は185.5万台(前年同期比+0.8%)、海外生産が339.4万台(同+1.6%)となっており、双方を合わせたグローバル生産は524.9万台(同+1.3%)となっています。

また、国内販売台数は100.2万台(同+7.0%)、輸出が100.7万台(同+4.1%)の状況。

一方、7月単月の国内生産については昨年、熊本地震やグループ会社の工場事故で生産停止に追い込まれ、挽回に向けた増産の影響を受けて今年は27.1万台(前年同月比‐8.3%)と減少しており、国内販売もプリウスの需要が一段落した影響などから、13.6万台(‐9.8%)と9ヵ月振りに前年を下回る結果となっています。

同様に海外生産についても43.1万台(同‐0.2%)とやや減少していますが、世界販売の牽引役とも言える新型「カムリ」の生産が7月にTMMK(米ケンタッキー工場)でスタートしており、今年後半の追い込みが注目されます。

Avanti Yasunori・画像:TOYOTA)

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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