イタリアから小粋な超小型EV「BiRO」がやってくる! 9月に大阪で試乗会開催

車体上部のルーフガラスと背面後部のガラスがチルト式になっており、走行時には前から風を取り込み、後方に向かって空気がスムーズに流れるため、車内の換気性は良好。日本向けには、オプションとして付属のUSBポート電源を利用する扇風機が用意されるそうです。

車庫証明/車検は不要で取得税/重量税も無く、自動車税は3,700円/年で、保険や税金などの維持費が原付バイク並みに安いのが特徴。

車両スリーサイズは、全長1,740mm×全幅1,030mm×全高1,565mmで、バッテリーを除く車重は245kgと軽量設計。フレームはスチールチューブ製で、ドアには強靭なポリカーボネート素材を使用。横方向からの安全にも考慮されており、制動性能に優れた4輪ディスクブレーキや175mm幅のリアタイヤも安定した安全ドライビングに貢献します。

満充電での航続距離は固定式バッテリーで約100km(充電:約5時間)、脱着式バッテリーで約55km(充電:約3時間)。いずれも家庭用の100Vコンセントから充電可能。脱着式バッテリーにはキャリーバックのように下方に車輪がついており、持ち運びが可能。

走行距離当たりの費用は約1.5円/kmで、夜間なら更にお得。また、バッテリー残量は常に車両のモニターでも確認できます。

気になる車両価格は、ドア無しタイプがバッテリー込みで125万円から、ドア付きタイプはバッテリー込みで150万円からとなっており、納期はイタリア工場でのハンドメイド生産のため、船舶輸送期間を含めて約5ヶ月とのこと。(メーカー保障期間:2年)

大阪市内の「BIRO STORE(ビロ・ストア) Osaka」では、9月9日(土)・10日(日)の2日間、一般向け試乗会を開催するそうなので、イタリア製 超小型EV 「BiRO」の走りを体感する良い機会になりそうです。

Avanti Yasunori・画像:Estrima)

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BiRO https://www.birojapan.com/

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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