イタリアから小粋な超小型EV「BiRO」がやってくる! 9月に大阪で試乗会開催

英・仏両政府が都市部などで深刻化する大気汚染対策を目的に、2040年にガソリン・ディーゼルエンジン車の販売を終結させる方針を固め、欧州主要国が「電動化」に向けて動き出しています。

そうしたなか、イタリア北東部のEVメーカー・エストリマ社が2009年6月から生産を開始した超小型EV 「BiRO」が注目を集めています。同社は欧州で既に1,800台の販売実績があり、ルノーに先行してゼロエミッションビークルをイタリアで一番多く販売したEVメーカーとなっています。

同社の創始者マッテオ・マエストリ氏が「日々の生活をもっと便利にしたい」との信念のもと、「安全で運転が簡単、独創的なデザインを持つ都市移動に適したエコカーを」と考え出したのが「BiRO」という訳です。

 

「BiRO」の車名は、イタリアで古くから重宝されて来た、人や荷物を運ぶための車両「Biroccino」にあやかって命名したものだそう。

日本の道路交通法上では「ミニカー」扱いとなり、一般道の法定速度は60km。普通自動車免許(AT限定免許でOK)を持っている人であれば、誰でも運転することができます。

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Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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