「レクサス」の世界販売実績(2017年上期)をトヨタ自動車が発表

トヨタ自動車が8月25日、2017年上期(1〜6月)におけるレクサスの全世界販売実績を発表しました。

それによると、同期間における総販売台数は30.5万台(前年同期比‐4.4%)で、主要地域における販売台数は以下となっています。(△:前年同期比増、▲:前年同期比減)

北米 約 14.6万台(▲10%)
中国 約 6.1万台(△30%) 香港含む
欧州 約 3.6万台(▲1%)
日本 約 2.2万台(▲23%)
中近東 約 1.7万台(▲26%)
東アジア 約 1.3万台(△8%)

中国市場で大幅な販売増となっているものの、主力市場の北米や日欧市場で販売減が目立つ状況で、特に北米市場では、SUVやライトトラック系が販売を伸ばすなか、他の米国ブランドも含めセダン系の販売不振が顕著となっており、レクサスについても、「NX」「RX」「GX」などが好調な反面、セダン系の「CT」「GS」「LS」が伸び悩んでいる状況。

その一方、レクサス・インターナショナルの澤 良宏プレジデントは今後の見通しについて、「今年はラグジュアリークーペLCを発売したほか、フラッグシップセダンLSの発売を控えるなど、レクサスにとって更なる飛躍の年」として、ニューモデルの投入に意欲をみせています。

 

また、今後レクサスではブランドの更なる成長を目指し、クルマ造りだけに留まらず新たな挑戦に取り組んでいく方針としており、今後の動向が注目されます。

Avanti Yasunori・画像:LEXUS)

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この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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