世界で初めて実用的なロータリーエンジンを搭載したマツダ「コスモ・スポーツ」が1/8スケールで蘇る!

世界中の多くの自動車メーカーが特許を取得したもののマツダだけが量産化に成功し、市販車への搭載を実現した「ロータリーエンジン」。そのロータリーエンジンを初めて搭載した高性能車が、1967年から1972年までの5年間に渡って市販されたマツダ「コスモ・スポーツ」です。

2017年は、マツダのチャレンジ精神の象徴ともいえるロータリーエンジンを搭載した「コスモ・スポーツ」発売から50周年の節目の年でもあります。

そうしたなか、DeAGOSTINI(デアゴスティーニ)が同車の誕生を記念して、細部まで1/8で忠実に再現したダイキャスト製スケールモデル(全長52cm)を9月26日から全国の書店および同社のWebサイトで発売すると発表しました。

税込み価格は創刊号が490円。以降の各号が1,790円で、全100号に渡って順次組み立てる方式(総額:17万7,700円)。

さらに、作動原理が理解できる金属製1/2スケール「10A型ロータリーエンジン」についても車両本体と平行して組立てながら、同車の開発秘話やメカニズム、マツダの熱い歴史を、じっくり楽める構成になっています。

エンジン背面のクランクハンドルでシャフトを回すとローターのハウジング内での動きが完全再現されており、ローターの回転運動と連動して、LEDで点火プラグが光る仕組み。

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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