マツダ・CX-5が一部改良。悪路走破性を強化し、新しいアクセサリーパッケージと特別仕様車を設定【新車】

■特別仕様車の「Silk Beige Selection」は、上質なスウェード調生地を採用

CX-30をラインナップに加えるなど、SUVの品揃えを充実化させているマツダ。2019年12月12日、クロスオーバーSUVのCX-5に一部改良を実施しました。

今回の改良では、AWDの悪路走破性を強化するとともに、アクティブなライフスタイルをサポートするアクセサリーパッケージ「TOUGH-SPORT STYLE(タフ スポーツ スタイル)」と、明るく上品な内装とした特別仕様車「Silk Beige Selection(シルク ベージュ セレクション)」を新設定。2020年1月17日から発売されます。

マツダ CX-5
悪路走破性を高められたCX-5

今回新たに、AWD車に悪路でもスムーズな脱出をサポートする「オフロード・トラクション・アシスト」が採用され、AWDの悪路走破性が強化されたほか、「ステアリング シフトスイッチ」の標準化により、走る楽しさを向上させたとしています。

アクセサリーパッケージの「TOUGH-SPORT STYLE」は、前後アンダーガーニッシュやルーフレールが用意されていて、SUVらしい力強くタフな印象のスタイリングを演出。価格は125,500円(税別)。「TOUGH-SPORT STYLE」は、別売のブリリアントブラックのドアミラーガーニッシュ(ショップオプション)と、17インチアルミホイール(メーカーセットオプション)の同時装着が推奨されています。

マツダ CX-5
アクセサリーパッケージの「TOUGH-SPORT STYLE」

また、特別仕様車の「Silk Beige Selection」は、インテリアを明るく上品に彩るシルクベージュカラーのハーフレザレットシートをはじめ、LED室内照明、LEDフロントフォグランプ、IRカットガラスが専用装備されています。ハーフレザレットシートは、上質で肌触りは心地よく、滑りにくい上に通気性がよいスウェード調生地のグランリュクスをシート中心部に採用されています。

マツダ CX-5
特別仕様車の「Silk Beige Selection」は、シルクベージュカラーのハーフレザレットシートを採用

このほか「PROACTIVE」をベースに、助手席シートが回転し、昇降するリフトアップ機構が用意された助手席リフトアップシート車を今回の商品改良でも継続して設定しています。付属のワイヤレスリモコンやシート両側のスイッチ操作で、高齢の方や身体の不自由な方の乗り降りをサポート。

加えて、「CX-5」は「安全運転サポート車」の「サポカーS・ワイド」に助手席リフトアップシート車を含めた全機種が該当しています。

マツダ CX-5
CX-5の走り

ほかにも、造形を豊かに彩る「ポリメタルグレーメタリック」の新ボディカラーが採用されています。また、快適性、静粛性の向上として、WVGAセンターディスプレイのサイズを大型化(7インチ→8インチ)、トップシーリング材を構成するフィルムの材質が変更され、車内に侵入したロードノイズを素早く吸収するなどの対策が施されています。

CX-5の価格帯は、「SKYACTIV-G 2.0」搭載車(FF)が2,618,000円〜2,964,500円。「SKYACTIV-G 2.5」搭載車(FF/4WD)が2,849,000円〜3,338,500円。「SKYACTIV-G 2.5T」搭載車(FF/4WD)が3,421,000円〜3,971,000円。「SKYACTIV-D 2.2」搭載車(FF/4WD)が3,173,500円〜3,976,500円です。

※価格帯には特別仕様車を含みます。助手席リフトアップシート車は、2,919,000円〜3,419,000円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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