BMWが5月に公開した『コンセプト8シリーズ』市販型に設定される最強モデル、『M8』プロトタイプを初めてカメラがスクープしました。
4月にも「M8」と思われるプロトタイプを捕捉しましたが、「8シリーズMパッケージ」であった可能性が高く、今回初めて捉えた開発車両こそ「M」直系モデルとなります。
ヘッドライトはダミーですが、フロントバンパーにはベースモデルより大径の5分割エアインテークやフロントスプリッターを確認。リアにはこれまでの試作車では見られなかったクワッドエキゾーストパイプが見られます。
1990年に発売された初代8シリーズにもV型12気筒を搭載する「M8」が計画されていましたが、コストがかさみ断念しています。その野望を28年振りに実現すべく、新「M8」プロジェクトが進められているのです。
パワートレインは「M5」次期型から流用される4.4リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載。最高出力は625psと想定され、四輪駆動システム「xDrive」の採用も期待できそうです。また、クーペのほかにも「M8 カブリオレ」のラインナップも計画されているといいます。
ワールドプレミアは2018年、価格は「i8」を上回ると予想されています。
(APOLLO)