トヨタ・スープラのヒントはあるか!? 「BMWコンセプトZ4」がアメリカで公開

新型BMW Z4のデビューを示唆する「BMWコンセプトZ4」コンセプトが、アメリカ・カリフォルニアで開催されている「ペブルビーチ・ コンクール・デレガンス」にて披露されました。

次期BMW Z4といえば、噂されている新型トヨタ・スープラとの共同開発が気になるところ。トヨタとBMWは、2013年1月に「燃料電池システム(FCシステム)」、「スポーツカー」、「軽量化技術」の共同開発研究の3つを軸に、「ポストリチウムイオンバッテリー技術の共同研究」も含めて正式契約が交わされています。

共同開発の成果として、2016年9月には、トヨタのFCシステムを搭載した5シリーズ・グランツーリスモの試作車を日本のプレス向けに公開済み。

スポーツカーの共同開発を振り返ると、2013年1月に両社は、ミッドサイズのスポーツカーに搭載する共通のプラットフォームのコンセプトを決定するためのフィージビリティ・スタディ(採算性などの実行可能性)を開始することで合意。お客様によりご満足いただけるよう、両社の技術と知見を高いレベルで融合していく。同フィージビリティ・スタディは、本年中に完了する予定。その後、両社は、スポーツカーの共同開発に向けた将来の更なる協力について検討していくとしています。

さらに、トヨタの内山田副会長(現トヨタ会長)は、「スポーツカーの共同開発」について、クルマはやはり、エキサイティングでないといけません。ワクワク・ドキドキする走り、最先端を感じさせるデザイン、そして環境性能も最高レベルであって欲しいです。「これぞ21世紀のミッドサイズ・スポーツカーだ」と言えるクルマを目指し、共同で開発していくことにいたしました。とコメントしています。

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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