車内に子供や高齢者、ペットが取り残され、熱中症などで死亡する痛ましい事故が日本でも度々ニュースになっていますが、同様の事故は米国でも起きているようです。
このような車内事故を防ぐべく北米日産が新たに開発した「RDA」(リアドアアラートシステム)を、米国で9月に発売するクロスオーバーSUV「日産パスファインダー」2018年モデルに標準搭載すると発表しました。
「RDA」は、走行前にリヤドアが開閉されたことをチェックし、降車時に再度開閉されなかった場合、インパネ内のディスプレイに警告メッセージを表示するシステム。さらにドライバーがメッセージに気付かずに車両から離れた場合には、軽く小刻みにクラクションを鳴らすことで、後部座席を確認するよう促します。
後席に荷物を置くためだけにリヤドアを開閉するケースも多いので、不必要な警告を防止するために機能を一時的、もしくは永続的にオフすることも可能。