新型シビック TYPE R登場で、歴代シビック TYPE Rの中古車相場はどう変化した?【中古車選び】

まずは2015年に登場したFK2型と呼ばれる旧型シビックタイプRです。シビックタイプRとして、初めてターボエンジンを搭載したモデルとなります。

最高出力310ps、最大トルク400Nmを発生する2L直列4気筒 VTECターボエンジンを採用。6速MTが組み合わされ、当時FF量産車でニュルブルクリンク北コースの最速タイムを記録しました。

750台の限定販売ということもあり、中古車の流通台数はわずか27台と歴代タイプR(タイプRユーロ含む)モデルの中で最も少ないモデルです。現在の中古車の平均価格は453.2万円で、直近の3カ月では約13万円の値落ちをしています。

価格帯は400万〜498万円。新車時価格が428万円でしたから、現在の中古車はまだプレミア価格といえる状況です。実際に値落ちをしはじめたのは2017年に入ってからで、1年前は510万円付近を横這いで推移していたことを考えると、ずいぶんと安くなった印象を受けます。新型の登場後は緩やかな値落ちが続くと予想しています。

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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