日産・エクストレイルの「プロパイロット」を実現するシステムとは?

今回のマイナーチェンジにより、エクストレイルにも高速道路における渋滞走行と長時間の巡航走行の2つのシーンで、アクセル、ブレーキ、ステアリングのすべてを自動的に制御し、ドライバーをサポートする高速道路同一車線自動運転技術「プロパイロット」が採用され、日立オートモティブシステムズは同機能を電子制御ユニットで支援します。

「プロパイロット」搭載車種への同社製「ADAS ECU」の採用は、2016年8月にフルモデルチェンジされた現行セレナに続き2車種目になります。

なお、単眼カメラにより前方車両や障害物を検知するシステムは、セレナ同様にモービルアイ製が採用されています。ステレオカメラではなく、単眼カメラでも画像処理チップと画像解析技術により、距離検知を可能にしているのが特徴。

後付け可能な衝突防止補助システムを日本でも発売しているモービルアイは、インテル社に買収されていますが、インテルの自動車関連部門をモービルアイ側に統合し、モービルアイの名前やブランドは引き続き使用されるとのことです。

(塚田勝弘)

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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