大分県の豪雨災害で活躍した「レッドサラマンダー」とは?

7月5日から6日にかけ、総降水量370mmに上る記録的豪雨で孤立した大分県日田市の山間集落住人の安否確認のため、総務省消防庁からの指令で1台の緊急救援車両が現地に投入されました。

その車両とは、東日本大震災の教訓から、日本のほぼ中央に位置し、東西のどちらにも出動しやすい、愛知県の岡崎市消防本部に配備された「レッドサラマンダー」。

一般の車では走行できない荒れ地や津波などで浸水した場所でも走破可能な、全国にたった1台しかない特殊車両で、消火活動や災害救援活動を担う「全地形対応車」。

2013年3月末に岡崎市に配備されて以降、大規模災害による被災地への出動は今回が初めてだったそうです。

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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