東京モーターショーでお披露目か?トヨタ・クラウン次期型、流行のクーペスタイルで顧客層を拡大へ

トヨタの顔とも言える4ドアサルーン「クラウン」次期型と思われるプロトタイプが、ニュルブルクリンク北コースで、高速テストを行いました。

海外一部メディアでは、レクサス「GS」次期型との報道もあるようですが、トヨタ「クラウン」次期型の可能性が高いと見ています。

理由は、「GS」次期型の開発が凍結されている情報があること、スピンドルグリルではなく、扇形のように丸みを帯びたグリルであることなどがあげられます。

クラウン次期型は、TNGA(Toyota New Global Architecture)プラットフォームにより、大きな変化を遂げると予想されており、サイドビューを見ると、リアウィンドゥが強い傾斜を持ち、伸びやかなハッチバックのようなクーペスタイルに進化していることが分かります。

また薄く吊りあがったヘッドライトのアウトラインなども、クラウン次期型開発車両の情報と合致しています。

アグレッシブなフロントエンド、そしてスポーティーなボディラインは、若年層へのアピールも意識しているはずです。

パワートレインは、3.5リットルV型6気筒エンジンを廃止、最高出力185ps程度を発揮する2リットル直列4気筒ターボエンジン、及び最高出力145ps程度を発揮する2.5リットル直列4気筒と電気モーターを組み合わせたハイブリッドモデルのラインナップが予想されまうs。

クラウンのように、欧州へ正規輸出はされていないモデル(国内、及び中国専用)が、ニュルで高速テストを行うのは異例ですが、それだけ気合の入っている証拠かもしれません。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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