トヨタの顔とも言える4ドアサルーン「クラウン」次期型と思われるプロトタイプが、ニュルブルクリンク北コースで、高速テストを行いました。
海外一部メディアでは、レクサス「GS」次期型との報道もあるようですが、トヨタ「クラウン」次期型の可能性が高いと見ています。
理由は、「GS」次期型の開発が凍結されている情報があること、スピンドルグリルではなく、扇形のように丸みを帯びたグリルであることなどがあげられます。
クラウン次期型は、TNGA(Toyota New Global Architecture)プラットフォームにより、大きな変化を遂げると予想されており、サイドビューを見ると、リアウィンドゥが強い傾斜を持ち、伸びやかなハッチバックのようなクーペスタイルに進化していることが分かります。
また薄く吊りあがったヘッドライトのアウトラインなども、クラウン次期型開発車両の情報と合致しています。
アグレッシブなフロントエンド、そしてスポーティーなボディラインは、若年層へのアピールも意識しているはずです。
パワートレインは、3.5リットルV型6気筒エンジンを廃止、最高出力185ps程度を発揮する2リットル直列4気筒ターボエンジン、及び最高出力145ps程度を発揮する2.5リットル直列4気筒と電気モーターを組み合わせたハイブリッドモデルのラインナップが予想されまうs。
クラウンのように、欧州へ正規輸出はされていないモデル(国内、及び中国専用)が、ニュルで高速テストを行うのは異例ですが、それだけ気合の入っている証拠かもしれません。
(APOLLO)