メルセデスAMGが誇る技術を惜しみなく投入した「メルセデスAMG GT R」を2300万円で発売開始

「メルセデスAMG GT」をベースに、ニュルブルクリンク24時間耐久レース、SUPER GTなどで戦うカスタマースポーツレーシングカー「メルセデスAMG GT3」で培った技術を投入したという「メルセデスAMG GT R」が6月27日、2300万円のプライスタグを掲げて発表されました。

見所が満載なので、ここでは技術的なトピックスを拾い上げてご紹介します。エンジンは専用開発されたAMG製4.0L V8直噴ツインターボで、徹底した軽量化やドライサンプ潤滑システムによる55mmという低重心化が図られています。

また、2基のターボチャージャーをV8エンジンのVバンク内側に配置する「ホットインサイドV」レイアウトによるコンパクト化と吸排気経路の最適化など、メルセデスAMGが誇る技術を惜しみなく投入。過給圧は「AMG GT」の1.2バールから1.35バールへと 引き上げられています。

これらにより、585ps/700Nmという圧倒的なアウトプットを得ています。「メルセデスAMG GT S」と比べると、最高出力は75ps、最大トルクは50Nmの増強になり、パワーウエイトレシオは2.80kg/ps、0-100km/h加速は3.6秒で到達します。

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる