■レクサス・LC
これまでは2シーターのミッドシップスポーツカーを紹介してきましたが、ここからはリアシートをもち、高い実用性を確保した2+2のクーペを紹介しましょう。まず紹介するのは2017年3月に登場したばかりのレクサス・LCです。
レクサスの新世代モデルとして開発されたLCはボディに新開発のプラットフォームを採用し、より鋭く、より優雅な走りを実現させています。
搭載されるパワートレインは5LV8ガソリンエンジンと世界初のマルチステージハイブリッドシステムを採用した3.5LV6エンジン+モーターの2種類。ミッションは5LV8には10速AT、ハイブリッドには有段ギアが組み合わされ、JC08モード燃費は7.8〜15.8km/Lと優れた燃費性能を実現しています。
内外装に匠の技が注ぎ込まれたラグジュアリークーペのLCの新車価格は1300万〜1450万円です。
■日産・GT-R
2007年の東京モーターショーで発表され、間もなく10年目を迎える日産・GT-R。登場してからもアップデートを重ねて、2016年7月に行ったマイナーチェンジではエクステリアだけでなく、ボディの骨格まで手を加えられています。
搭載される3.8LV6ツインターボエンジンはスタンダードモデルで最高出力570ps、トップモデルのニスモでは最高出力600psを発生します。これだけのハイパワーを実現しながら、JC08モード燃費は8.8km/Lと優れた燃費性能も実現しているのは注目です。
日本らしいおもてなしの心を具現化したスポーツカーであるGT-Rの新車価格は996万840〜1870万2000円となっています。
(萩原文博)