登録後13年を超えても、自動車税が割り増しにならないヴィンテージカーってどういうクルマ?

皆さん、毎年やってくるクルマ持ちの一大イベント「自動車税の納付」は無事クリアされましたでしょうか。

最近は、コンビニはもちろん、クレジットカードで支払えたり、スーパーマーケットで支払えたりと便利になったものの、自動車税の税額が変わるものではありませんね。さらに環境負荷の大きい自動車に対する重課税として、ガソリン車(やLPG車)で13年を超えるものに、概ね15%の重課率が付くことに変わりはありません。

この重課税、実は減免されるクルマがあるのをご存知ですか?

東京都では、1945年(昭和20年)までに製造されたクルマについて「ヴィンテージカー」として、自動車税の減免対象となっています。

さて、昭和20年といえば、第二次世界大戦の終戦の年です。たとえば、初の純国産乗用車である初代トヨペットクラウンでさえ1955年(昭和30年)製。減免対象の年式からは、10年も後のクルマです。

その当時、どんなクルマが走っていたのでしょうか。

この記事の著者

古川教夫 近影

古川教夫

1972年4月23日生。千葉県出身。茨城大学理学部地球科学科卒。幼稚園の大きな積み木でジープを作って乗っていた車好き。幌ジムニーで野外調査、九州の噴火の火山灰を房総で探して卒論を書き大学卒業。
ネカフェ店長兼サーバー管理業を経て、WEB担当として編プロ入社。車関連部署に移籍し、RX-7やレガシィ、ハイエース・キャピングカーなどの車種別専門誌を約20年担当。家族の介護をきっかけに起業。福祉車輌取扱士の資格を取得。現在は自動車メディアで編集・執筆のほか、WEBサイトのアンカー業務を生業とする。
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