ジェンソン・バトンと佐藤琢磨の記事も!今号も見所満載!!【F1速報×F1女子~カナダGP号~】

前号の「F1速報モナコGP号」は、あれ?これF1速報だよね?インディ速報に変わったの!?と驚くほど、通常のF1情報に加えインディ500情報も満載で、とっても贅沢な1冊でした。

6月15日(木)発売の「F1速報カナダGP号」は、6月11日(日)に開催されたF1カナダGPの情報はもちろん、ジェンソン・バトン選手のSUPER GTタイヤメーカーテストレポート、佐藤琢磨選手インタビューとまたしても読みごたえたっぷり! そんな「F1速報カナダGP号」の見所をご紹介します!!

■鈴鹿で見えたバトンの本気

佐藤琢磨選手インディ500優勝の興奮が収まらない中、今度はジェンソン・バトン選手が8月27日(日)に開催される「SUPER GT鈴鹿1000km」にスポット参戦するという、またしてもビックニュースがとびこみ、日本のファンには嬉しい出来事続きでした。

そんなバトン選手は6月6日(火)、7日(水)に鈴鹿サーキットで行われた「SUPER GTタイヤメーカーテスト」に緊急参加! 本誌ではかっこいい写真と共にテストの様子が詳しく掲載されているのですが、なかでも興味深かったのはブリヂストンやフェラーリでバトン選手と同時代にF1を戦ってきたセルモ浜島裕英監督とホンダGT500開発リーダー佐伯昌浩さんによるバトン選手の解説です。

初めてGTマシンをドライブしたバトン選手は、この2人にどのように映ったのでしょうか。

「F1ではチョイ濡れの状況だったり、いろいろな『状況』が起きてくると、そこで技が出て、上がってくるドライバーでしたよね。スーパーGTは、そういう状況の発生する度合いがF1よりも圧倒的に高いレース。その意味では、バトンはこのカテゴリーに『向いている』かもしれませんね。」(浜島裕英監督)

「器用ですね。GT300のこともイメージしながら走っているように思えたところもあります。」(佐伯昌浩)

どの写真も本当にかっこいい物ばかりで、何度も何度も眺めてしまいました。バトン選手ファン方にはぜひ見てもらいたいページです!

■栄光の後。まだこれから

そして、まだまだ大フィーバー中の佐藤選手のインタビューも見逃せません!

佐藤選手はインディ500優勝後、10本以上のテレビ局中継をこなし、翌日は昼間は撮影、夜は表彰式でスピーチ。そのまま夜にニューヨークに飛んで10時間以上のメディアツアーを終え、今度はテキサスに移動してまたメディアツアー。

インディ500の翌週にはデトロイトでインディ第7戦、第8戦が行われ、優勝の余韻に浸る時間もないほどハードスケジュールだったようです。

「ちょっとずつ実感は湧いてきてますけど、本当に忙しかったでしょ?ちょっと時間が経って、ファンの人がインディ500の写真を持ってきてくれてサインしたり、おめでとう!って言われるから、徐々に実感は湧いてきてますけどね」と語る佐藤選手ですが、インディ500の後、周囲の反応が変わったと感じた面白エピソードを話してくれていますよ。

「ホテルの朝食を頼もうとしたらサーブしてくれるボーイさんが、もうひとりのボーイさんに『彼は今年のインディ500で勝ったんだぞ』って説明始めちゃうし(笑)。いいから、いいから、早くご飯持ってきて!って(笑)。エレベーター乗ってても、ホテルのロビーにいても、みんながコングラチュレーション!って言ってくれますよね。サーキットならまだしも、普通の街中ですからね。やっぱりインディ500はみんなに知られてるというか、影響って大きいんだなって思いましたよ」

この記事の著者

yuri 近影

yuri

2006年のF1日本GPを観に行ってから、どっぷりF1&ジェンソン・バトンにはまってしまったF1女子。F1が大好きですが、車の運転は下手(小林編集長お墨付き)、メカニズムも苦手、だけどドライバーの知識と愛だけは自信あり! もっと気軽にF1を楽しんでもらいたい、好きになってもらいたいという気持ちで執筆活動をしています。
趣味はバトンの追っかけと、F1海外観戦。現在は新米ママとして子育てに奮闘しながら、のんびり記事を更新中。あたたかーい目で見守っていただけると嬉しいです。
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