相変わらずのかっこよさに放心状態!? F1女子、ジェンソン・バトンに会いに鈴鹿サーキットに行く!【SUPER GTタイヤメーカーテスト】

昨シーズンでF1を引退し、もう日本でバトン選手の走りを見ることはできないのではないかと落ち込む毎日でしたが、まさかまたバトン選手の走りを見ることができるとは思ってもいませんでした! しかも鈴鹿サーキットですよ!  バトン選手の走行を見たときは、初めてF1を見に行った時の同じような感情になり、感動のあまりウルウル。

しかーし、走行を見ながら一つ疑問に思ったのです。F1はマシンに対しドライバー1人。誰が運転しているか一目瞭然ですが、SUPER GTの場合は1台のマシンを2人で交代しながら走ります。

しかもバトン選手が参戦する「SUPER GT 鈴鹿1000km」にいたっては、3人。GTマシンはフォーミュラカーと違いルーフがあるため、バトン選手がいつ乗り込んだのか全く分からない状態でした。

でも大丈夫! マシンのある場所に注目すると誰がドライブしているかすぐに分かるんです!

それは、GTマシンの向かって右上にある「ドライバー識別灯」。赤、青、緑とドライバーによって色が変わるのですが、バトン選手がドライブするTEAM MUGENでは、赤が武藤選手、青が中嶋選手、そして緑がバトン選手です。これでどのドライバーが走行しているか分かって一安心! ぜひ注目して見てみてくださいね。

2日間の走行を終えたバトン選手は、走行後の囲み取材で今回のテストについて以下のように語っていました。

「2日間振り返ってもラップ数が足りません。でも、タイヤの勉強にはなりました。チームメイトのドライビングスタイルを見たり、3人のフィードバックを得るということはおもしろいですし、役にたちます。僕はゲストドライバーなので、彼らを優先させながらその中でできる限りのことをやりたいです。GTマシンはダウンフォースが非常に高く、簡単に乗れるクルマではありません。その中でバランスになれることに苦労しています。」

耐久レースの難しさも語ってくれたバトン選手。

「僕にとって耐久レースは初めてのことで、他のドライバーとシートポジションやセッティングなどをシェアしなければいけません。たとえばペダルの位置はもっと離れたほうが好きなどありますが、与えられたものに慣れ、こなしていく努力が必要だと思います。」

この記事の著者

yuri 近影

yuri

2006年のF1日本GPを観に行ってから、どっぷりF1&ジェンソン・バトンにはまってしまったF1女子。F1が大好きですが、車の運転は下手(小林編集長お墨付き)、メカニズムも苦手、だけどドライバーの知識と愛だけは自信あり! もっと気軽にF1を楽しんでもらいたい、好きになってもらいたいという気持ちで執筆活動をしています。
趣味はバトンの追っかけと、F1海外観戦。現在は新米ママとして子育てに奮闘しながら、のんびり記事を更新中。あたたかーい目で見守っていただけると嬉しいです。
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