同社は2000年10月に「ITでお客様との接点を作る」ことを目的に設立。設立後、2002年に車載情報サービス「G-BOOK」をリリース、日本国内だけでなく北米、中国、タイ、中近東へと順次拡大し、主軸事業として発展させてきた経緯があります。
現在は、トヨタのテレマティクスをはじめとしたサービスにより、数百万のユーザーを抱えているそうです。
昨年11月には、トヨタ自動車が本格的なコネクティッドカー時代を迎えるにあたり、全車のコネクティッド化やビッグデータを活用した新たなモビリティサービスの創出を目指す「コネクティッド戦略」を発表しました。
その中で「トヨタコネクティッド」、いままで培ってきた「クルマとIT」の最先端の技術、ノウハウを用いてコネクティッド戦略をグローバルに進める中核企業としての役割を担っていくとしています。
今回の社名変更・ブランド統一により、グループの全従業員が「トヨタコネクティッド」のもとで一丸となり、グローバルにブランド価値の向上に取り組むそうです。
「コネクティッド」により新しいモビリティ社会の発展と自動車ビジネスの変革を目指すそうで、具体的にユーザーにどういった機能が提供されるかはこれからでしょうが、「つながるクルマ」により、さらに安全に快適にドライブが楽しめるようになる日を期待したいところです。
(塚田勝弘)