実際のところ、EURO4は頑張ればクリアできない規制ではないと言います。しかしクリアするためには新たな開発を進めなければならないので、どうしても車体金額が上がってしまう…。
そこで泣く泣く生産終了になってしまう車種もあります。最近話題になった「モンキー」の生産終了のことに関してもこのような背景があるのかもしれません。
前述のとおり、生産終了するバイクは現状ではっきり発表されてはいませんが、バイクの型式表記で予測することも出来ます。
バイクの型式表記の中にどの規制をクリアしているのか、実はあるトコロに書いてあるんです。
それは、国土交通省が発表している識別記号一覧表。平成28年規制をクリアしている型式は「2」という番号が付いています。
しかし、これはあくまで目安でしかありません。「2」が入っていない車種でも現在、まだ生産終了が確定していない車種もあります。
そういうマシンはある日対策され、型式に「2」が加えられるかもしれません。
バイク好きの僕らとしては「oh…………」と言った感じですが、これがあったからといって別にバイクが終わるわけではありません。これから規制をクリアした新しい車種が増えてくるはずです。
今以上に面白いバイク、カッコイイバイクが出てくる可能性も大アリなわけだし「一つの時代の転機」ということなのでしょう。
(ライター:佐藤 快/Moto Be バイクの遊び方を提案するWEBマガジン)
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