完全自動運転が可能な「レベル4」を2025年に実現させる、ホンダの意気込みとは?

ホンダが6月8日、「Honda Meeting 2017」を開催しました。

八郷社長が登壇し、7月下旬に日本導入を予定している新型「シビック」や、米国を皮切りに今年フルモデルチェンジ予定の次期「アコード」、さらに今後導入を予定している先進技術の数々を紹介するなど、同社の取り組みに対する意気込みを示しました。

それによると、ホンダは米ZEV(ゼロエミッションビークル)規制への対応として、FCV(燃料電池車)に加え、EVの開発を強化しているそうで、2030年までに四輪車の世界販売台数の3分の2をPHVやEVなどの電動車両に置き換える予定のようです。

昨年10月には、開発体制の強化と開発速度の向上を目的に、パワートレインから車体まで1台を一貫して開発する専門組織「EV開発室」を研究所内に設立。

また、安全技術への取り組みでは、「Honda SENSING」を新型N-BOX以降、軽自動車を含めた全ての新型モデルで標準装備化し、北米や中国、欧州など他の地域でも新型モデルから適用を拡大するそうです。

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Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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