タイヤテストは座席も自由。レース時には観戦券の他に別途指定席チケットが必要なV2席やB・Qエリア席、ホスピタリティテラスにも入ることができるんです!
しかもテストは午前のセッション、午後のセッションと合わせて合計5時間。のんびりサーキットを歩き様々な場所から走行を楽しむ、なんていうのも良いですよね。
ちなみに私的おススメスポットはホスピタリティテラス。マシンが猛スピードで駆け抜けて行くメインストレートや、様々な名場面が生まれた1コーナー、マシンとドライバーの実力が試されるS字・逆バンクなどなど、ピットビル3階からサーキットを一望できるなんとも贅沢な場所なのです。
レース時にこちらで観戦するには一枚24,000円とお高めなチケットが必要ですが、観戦券もしくは入園料だけで堪能できるのは、このようなテストの時ならでは!
レース時の雰囲気はもちろん格別ですが、いつもと少し違うゆっくりな空間でSUPER GTを満喫できるタイヤメーカーテストもまた、ファンにはたまらないイベントの一つではないでしょうか。
初日は晴天、2日目は雨模様となったタイヤメーカーテストの総合結果は以下の通りです。
順位 クラス/No./チーム・マシン/タイヤ/ベストタイム
1 GT500/23号車/MOTUL AUTECH GT-R/ミシュラン/1’47.501
2 GT500/64号車/Epson Modulo NSX-GT/ダンロップ/1’48.438
3 GT500/38号車/ZENT CERUMO LC500/ブリヂスン/1’48.647
4 GT500/17号車/KEIHIN NSX-GT/ブリヂストン/1’48.648
5 GT500/12号車/カルソニック IMPUL GT-R/ブリヂストン/1’49.037
6 GT500/24号車/フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R/ヨコハマタイヤ/1’49.510
7 GT500/16号車/MOTUL MUGEN NSX-GT/ヨコハマタイヤ/1’49.706
8 GT500/19号車/WedsSport ADVAN LC500/ヨコハマタイヤ/1’49.899
9 GT300/9号車/GULF NAC PORSCHE 911/ヨコハマタイヤ/1’58.256
10 GT300/30号車/TOYOTA PRIUS apr GT/ヨコハマタイヤ/1’58.668
11 GT300/4号車/グッドスマイル 初音ミク AMG4/ヨコハマタイヤ/1’58.752
12 GT300/60号車/SYNTIUM LMcorsa RC F GT3/ヨコハマタイヤ/1’58.849
13 GT300/31号車/TOYOTA PRIUS apr GT/ブリヂストン/1’59.078
14 GT300/18号車/UPGARAGE BANDOH 86/ヨコハマタイヤ/1’59.212
15 GT300/88号車/マネパ ランボルギーニ GT3/ヨコハマタイヤ/1’59.230
16 GT300/65号車/LEON CVSTOS AMG/ブリヂストン/1’59.464
17 GT300/52号車/埼玉トヨペットGreenBraveマークX MCsa/ヨコハマタイヤ/1’59.757
GT500クラスはミシュランを装着した23号車/MOTUL AUTECH GT-Rが総合トップタイムを記録。その後にダンロップ勢、ブリヂストン勢、ヨコハマタイヤ勢が続き、タイヤメーカー別にはっきりと結果が分かれました。
冒頭でも説明しましたが、今回のテストはSUPER GT夏の風物詩「SUPER GT 鈴鹿1000km」に向けたもの。
レース決勝は8月27日(日)なので、テスト時よりも気温と路面温度が上がり、状況が変わってくることも予想されます。一体どのようなレースになるのか、とっても気になるー! もう、早くレースが見たくてウズウズしてきました!
「SUPER GT 鈴鹿1000km」の チケット・イベント情報は公式ホームページをチェックしてくださいね!!
(yuri)
【関連リンク】
「第46回インターナショナルSUZUKA1000km」公式ホームページ
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