ついに発売されたランボルギーニ・ウラカンの最高峰モデル「ペルフォルマンテ」。
最高出力は従来のウラカンに対して30馬力増しの640馬力。最大トルクは600Nm。0-100km/h価格はわずか2.9秒。そして最高速度は325km/h。こうしてサラっと並べただけでも異次元の世界すぎるぞ。
しかし、このクルマにとってはそんな数値はどうでもいいことかも。なぜなら説得力のある称号を持っているから。その称号とは泣く子も黙る「ニュルブルクリンクサーキットにおける量産車世界最速のラップタイム」。あのニュルですよ。ドイツにある、森を切り開いて作った一周約20キロの過酷なサーキットのニュルのこと。スポーツカーの聖地とも言われていますよね。
そのラップタイムは、なんと6分52秒01。
20キロの山道を走るのに7分もかからないんですよ! 凄すぎでは?
ウラカン・ペルフォルマンテが王者になる前の最速ラップホルダーは、2013年9月4日に記録したポルシェ918スパイダーが叩き出した6分57秒00。ウラカン・ペルフォルマンテはそれより5秒も速いなんて……。
「ペルフォルマンテ」という呼び名は、「パフォーマンス(performance)」すなわち「性能」を意味する言葉。ニュルブルクリンクではその名前に相応しい性能を証明したというわけです。
耳寄りな情報は、事実上「量産車世界一」といってもいい性能でウラカンシリーズの最高峰となる「ペルフォルマンテ」が限定モデルではなく通常モデルだということ。つまり誰でも購入できちゃうんです。
車両価格の3416万9904円+諸費用を用意できれば、という前提はありますが。
ちなみにニュルの量産車ラップタイム3位は「ランボルギーニ・アヴェンタドールSV」で6分59秒73。つまりはウラカン・ペルフォルマンテは兄貴分のアヴェンタドールよりも速いことが証明されたというわけです。
そして第4位は我れが日産GT-Rニスモで、ミハエル・クルムが2013年9月に叩き出した7分08秒68。これでも十分に速い!
さて買いに行きましょうかね、宝くじを。
(クリッカー編集部)