一例として、他メーカーがボンネット・フードヒンジ部を瞬間的に少し持ち上げてエアバッグを展開させているのに対し、スバルではフードを持ち上げずに展開可能にするなど、コスト面にも配慮した工夫がなされているのが特徴です。
JNCAPでは、夜間の歩行者に対する被害軽減ブレーキ評価についても、平成30年度の導入に向けて検討を進めているそうで、さらに、高齢運転者による交通事故対策の一環として、ペダル踏み間違い時加速抑制装置評価を平成30年度から自動車アセスメントに導入する模様。
今後は、スバルが重点的に取組んだように、日本特有の交通死亡事故傾向を踏まえ、歩行者や自転車乗員の安全に配慮した車両開発が重要になりそうです。
(Avanti Yasunori・画像:SUBARU)
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