井元貴幸 
■オートバックスのフラッグシップ店舗「A-PIT（アピット）」オリジナルパーツに注目
東京オートサロン2024では、オートバックスブースに隣接するカタチで、オートバックスのフラッグシップ店舗「A-PIT（アピット）」ブースも展開されていました。
オートバックスといえば、カー用品店としてのイメージが強い印象ですが、「A-PIT」ではオリジナルパーツの開発や販売も行われています。
ユーザーからカスタマイズ人気の高いスバル車にも、様々なアイテムがA-PITオリジナルパーツとしてリリースされています。量販店だからこそ、車種を知り尽くしたノウハウにより、アフターパーツメーカーから販売されていないものの、ユーザーから熱望されるようなパーツを販売しています。
今回ご紹介するのは現行型（VBH）WRX S4用のアイテム。WRX S4は、FA24型水平対向4気筒2.4L直噴ターボエンジンを搭載するハイパフォーマンスモデルとして、走り好きのユーザーからも人気の高いモデル。スバル／STIブースでのWRX S4 STI Sport＃の人気を見れば、納得いただけると思います。
展示されていたWRX S4はA-PIT東雲のデモカーで、エクステリアを見ると、まず目を惹くのがトランクに装着されたカーボン製のリヤスポイラー。こちらは販売に向け現在、様々なテストを行っているとのこと。カーボン製のGTウイングはSARDとの共同開発とのことです。
リップタイプのトランクスポイラーはA-PIT東雲オリジナルで、好みに応じてリップタイプとGTウイングタイプが設定されているのは嬉しい配慮。発売が待ち遠しいアイテムですね。
ほかにもパッと見て気になるポイントといえば、車体色と同色化されたフェンダーがあります。
こちらは純正フェンダー表面のシボを落とし、純正色へ塗装したもの。すでに販売中でS4オーナーからすでにオーダーも入っているという人気アイテムです。ボディ同色とすることで、人とは違ったS4を演出してくれるパーツです。
最後はエンジンルーム内ですが、VBH VNH用ブーストアダプターがインテークマニホールドに装着されています。
これまで、VBH（VNH型レヴォーグ）にブースト計を装着する場合、キャニスターラインにセンサーを装着する方法がほとんどでしたが、センサー類の故障などが懸念されるため、A-PITでは新たにインテークマニホールドに装着するアダプターを製作。追加メーター装着時にも安心して取り付けできるアイテムです。
他にも、サーキットユーザーに待望のスピードリミッターカットも発売開始となっています。
現行型WRX S4オーナーの皆さんは、これから続々とリリースされるアイテムで、チューニング、ドレスアップを楽しんでみてはいかがでしょう？
（井元 貴幸）
