【Mercedes-Benz E-class Coupe】車線変更も行う部分自動運転を搭載した新型Eクラス クーペ登場

フロントマスクはダイヤモンドグリル、パワードームによる力強い造形が目を惹きます。サイドビューは、フロントまわりから低く立ち上がるAピラー、高い位置にあるベルトライン、サッシュレスドアがメルセデス・ベンツのクーペであることを主張しています。

リヤはトランクリッドまで水平に伸びる2分割式のLEDリヤコンビランプが印象的で、セダン/ワゴンにも採用されている星空を表現した「クリスタルルック」を採用。

エモーション(感情)、ラグジュアリー、そしてインテリジェンス(知性)といったキーワードを掲げたインパネには、セダン同様に2つの12.3インチワイドディスプレイを配置。

先代よりも室内が拡大されたのも特徴で、2人がけになる後席レッグルームは74mm、後席ショルダールームは34mm、後席ヘッドルームは15mm拡大されています。

また、セダン同様に、高速道路走行時の自動車線変更「アクティブレーンチェンジングアシスト」を含めた、量産車トップクラスの高い精度を誇る運転支援機能が盛り込まれています。

価格はE200クーペが682万円、E200クーペ スポーツが750万円、E300クーペ スポーツが835万円、E400 4MATIC クーペ スポーツが1037万円。エンジンはE200とE300系が2.0L直列4気筒直噴ターボ、E400が3.0L V6直噴ツインターボ。全車に9ATの「9G-TRONIC」が組み合わされます。

(文/塚田勝弘 写真/小林和久、塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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