国交省がクルマ版の「図柄入りナンバープレート」と、新たな地域名表示の募集を発表

5月30日、国土交通省はクルマ版の「図柄入りナンバープレート」の導入地域の募集を発表しました。

国交省の発表によると、狙いは地域振興で「走る広告塔」となって地域の魅力を全国に発信して欲しいとしています。また、寄付金ありがカラー、寄付金なしがモノクロになるそうです。

今回は、導入対象地域と図柄を各地域から募集するもの。スケジュールは、平成29年9月から導入申し込み、平成29年12月に図柄の提案、平成30年10月頃に交付開始となっています。

さらに、新たな地域名表示の追加募集も発表されました。地域名表示は平成18年に第1弾、平成26年に第2弾を導入。なお、第2弾は反対意見が多かったという報道もあった「世田谷」をはじめ、「盛岡」、「平泉」、「郡山」、「前橋」、「川口」、「越谷」、「杉並」、「春日井」、「奄美」が導入されています。

第3弾は「地方版図柄入りナンバーを導入したい」との地域の要望に応えるべく、「新たな地域名表示」の追加募集も合わせて行われるものです。こちらは、平成30年3月導入申し込み、平成30年12月図柄の提案、平成32年度交付開始となっています。

なお、条件として「当該地域の登録自動車数が概ね5万台以上、地域名表示が当該地域を称するものとして相当程度の知名度を有する」とあります。

住んでいる地域が「図柄入りナンバープレート」、「図柄入りナンバープレート&新たな地域名表示」を募集するかは分かりませんが、全国的に「図柄入りナンバープレート」が盛り上がれば期待できるかもしれません。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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